繊維機械事業
製品紹介 ウォータジェットルーム
ZW8100 ウォータジェットルーム
伝統と先端技術が、新たな伝説を創造します。 ZW8100 ウォータジェットルーム
ツダコマのウォータジェットルーム"ZWシリーズ"は、140,000台を超える販売実績を持ち、グローバルスタンダードとして高い評価を頂いております。 "ZW8100"は、今まで培ってきたウォータジェット製織のノウハウを活かし、次世代を担うウォータジェットルームとして新開発しました。 さらなる高速性、高品位、汎用性、操作性そして環境対策にも力を注ぎ、フレームから機構まで一新されています。
高生産性
"ZW8100"は、超高速性能がすべての基本であるととらえ、フレーム構造・オサ打・開口の最適化をはかるとともに、新開発の短ピッチノズルの搭載でヨコ入れ性能をアップしました。これにより、従来機比10%アップの高速性を発揮します。
高品位
強靭なフレーム構造体や、強化された送出、また織前の布経路を短縮する事により、打込み性が向上し、高速性と高品位が高次元で実現します。さらにPSS-W止め段防止制御を採用し、止め段を有効に軽減します。
良好な操作性
Weave Navigation® System を搭載し、操作性にも十分な配慮をしました。Naviボードにより、ほぼ全ての設定を簡単に行えます。従来機よりワープラインを40mm低くし、扱いやすいデザインとしました。さらに織機停止修復後、自動口合せして起動できるなど、抜群の操作性を発揮します。
汎用性向上
"ZW8100"は適応範囲を拡大し、電子ドビー、短ピッチノズル、ツインポンプ、4色ヨコ糸選択の組み合わせで、極細番手から太番手、狭巾から広巾、2重織りなどのアンバランス組織の織物まで幅広い織物に対応します。織前の布経路を短縮する事で、より高密度で安定した製織が可能となります。
環境対策
ツダコマは常に環境問題に積極的に取り組んでいます。"ZW8100"はヨコ入れ機構や開口、オサ打機構の見直しで、電気消費量を従来機比約5%削減します。また強靭なフレーム構造体や最適化されたオサ打機構により、振動を従来機比約25%低減します。省エネと環境対策を提案します。
FDP-AIIIW 電動ドラム貯留
高速追従性に優れ、糸を積極的にセパレートする送り機構を装備し、太番手などの糸も簡単に貯留、解舒。多様なヨコ糸種に対応します。また、ヨコ入れの長さによって、ドラムの径をワンタッチで変えることができます。
短ピッチノズル
ノズル間距離を短縮する事により、No.1ノズルとNo.2ノズルとのヨコ入れ状態の差が小さくなります。また、ヨコ入時間を拡大することが可能となり、高速でも安定したヨコ入れを実現します。ダブルスタビライザ採用により、収束性が向上します。