越馬徳治科学賞への貢献
越馬徳治科学賞は、県内の理科教育に携わる教員・学校・教育機関等を対象に、毎年、理科教育の振興に貢献のあった皆さまへの表彰・助成・奨励を行うものです。昭和38年(1963年)、全国でも先駆的な取り組みと言われた産・学・PTA連携による石川県科学教育振興会の発足と同時に、石川県の科学教育振興を期して津田駒工業㈱第2代社長であり、初代振興会会長となった越馬徳治氏が「サイエンスなき国は滅び、これをおろそかにした県は衰える」との理念のもとに設立されました。
今日、津田駒工業が会長職を務め、継続的な支援を続けるとともに、地域会員企業のご協力のもとで運営されています。発足以来、令和2年度までに表彰された教員の数は、423名(小学校169名、中学校132名、高等学校122名)にのぼり、理科教育に携わる皆さまの大きな励みになると感謝をいただいております。